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屋根でよく聞くルーフィングとは何か?種類と選び方の基礎知識

屋根でよく聞くルーフィングとは何か?種類と選び方の基礎知識

屋根の雨漏りは、住まいの寿命を縮める大きな原因です。
屋根材の下には、雨漏りを防ぐための重要な防水シート「ルーフィング」が施工されています。
今回は、ルーフィングの種類や特徴、選び方のポイントを分かりやすく解説します。
屋根リフォームを考えている方は、ぜひルーフィングについて理解を深めて、安心できる屋根リフォームを実現しましょう。
この記事が、皆様の屋根リフォームの参考になれば幸いです。

屋根ルーフィングとは何か?その役割と重要性

雨漏り防止の要!ルーフィングの役割

ルーフィング、別名下葺き材は、屋根材の下に敷かれる防水シートです。
屋根材だけでは完全に雨水の浸入を防ぐことはできません。
風雨や積雪などによって屋根材の隙間から雨水が浸入するのを防ぐ、重要な役割を担っています。
ルーフィングは、屋根材と野地板(屋根の骨組み)の間に設置され、雨水を屋根内部に浸入させずに軒先へ排水する二次防水として機能します。

ルーフィングが劣化するとどうなるのか?

ルーフィングは紫外線や風雨にさらされ、経年劣化します。
劣化が進むと、ひび割れや破れが生じ、防水機能が低下します。
その結果、雨水がルーフィングを突き破り、野地板や木材、断熱材などに浸透し、腐食やカビの発生につながります。
最悪の場合、雨漏りを招き、室内の壁や天井に被害が及ぶ可能性もあります。
また、屋根裏の断熱性能も低下し、冬場の暖房効率が悪くなるなど、住環境にも悪影響を及ぼします。

ルーフィングの選び方が屋根リフォームの成功を左右する

ルーフィングは、屋根材の下に隠れてしまうため、目に見えにくい部分です。
しかし、屋根の防水性能を左右する非常に重要な部材であり、その選び方は屋根リフォームの成功を大きく左右します。
耐久性や耐候性、屋根材との相性などを考慮し、適切なルーフィングを選ぶことが大切です。
適切なルーフィングを選定することで、雨漏りのリスクを軽減し、建物の寿命を延ばすことに繋がります。

主要なルーフィングの種類と特徴

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングは、最も一般的なルーフィングです。
アスファルトを浸透させた紙を基材としており、価格が比較的安価であることがメリットです。
しかし、耐用年数は10~20年程度と短く、紫外線や温度変化による劣化を受けやすいというデメリットもあります。

改質アスファルトルーフィング

改質アスファルトルーフィングは、アスファルトにゴムや樹脂などを混ぜることで、耐久性を高めたルーフィングです。
アスファルトルーフィングに比べて耐用年数が長く、20~30年程度使用できます。
また、耐熱性や耐寒性にも優れており、温度変化による劣化も抑えられます。

粘着層ルーフィング

粘着層ルーフィングは、裏面に粘着剤が塗布されているルーフィングです。
釘やタッカーを使用せずに施工できるため、既存の屋根材への負担が少なく、屋根カバー工法に適しています。
また、施工が容易で、作業効率も向上します。

高分子系ルーフィング

高分子系ルーフィングは、アスファルトを使用せず、合成樹脂を主成分とするルーフィングです。
軽量で、アスファルトルーフィングに比べて耐久性が高いものが多く、耐用年数は20年以上とされています。
また、遮熱効果のある製品もあります。

透湿防水ルーフィング

透湿防水ルーフィングは、防水性を保ちながら、湿気を外に逃がすことができるルーフィングです。
屋根裏の結露を防ぎ、建物の耐久性を高める効果があります。
しかし、価格が高く、施工技術も高度なため、普及率は低いのが現状です。

まとめ

この記事では、屋根の防水に欠かせないルーフィングについて、その役割、種類、選び方のポイントを解説しました。
ルーフィングは、屋根材の下に隠れているため、目につきにくい部分ですが、屋根の寿命や雨漏りのリスクを大きく左右する重要な部材です。
屋根リフォームを検討する際には、ルーフィングの種類や特徴を理解し、適切なものを選ぶことが大切です。
信頼できる業者に相談し、最適なルーフィングを選定することで、安心安全な屋根リフォームを実現しましょう。
雨漏りのリスクを軽減し、快適な住まいを長く保つためにも、ルーフィング選びには十分な注意を払うことをお勧めします。

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