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モルタル外壁に発生する剥がれの補修方法を解説!

モルタル外壁に発生する剥がれの補修方法を解説!

モルタル外壁の耐久性や美観を保つためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
しかし、年月を経るにつれて、外壁に様々なトラブルが発生することがあります。
その中でも、モルタル外壁の剥がれは深刻な問題であり、放置すると建物の構造的な弱体化や美観の著しい低下につながる可能性があります。
今回は、モルタル外壁の剥がれの原因から適切な修繕方法まで、詳しく解説します。

モルタル外壁の剥がれの原因

経年劣化によるひび割れ

モルタル外壁は、年月が経つにつれて紫外線や温度変化の影響を受け、ひび割れが発生します。
これらのひび割れは雨水の浸入経路となり、モルタル内部の劣化を加速させ、最終的には剥がれにつながるのです。
特に、目地部分や建物の角部などはひび割れが発生しやすい箇所です。
そのため、ひび割れの大きさと深さによっては、補修が必要となります。
また、経年劣化によるひび割れは避けられない問題であるため、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要といえます。

吸水凍結による膨張

モルタルは、多孔質構造であるため雨水を容易に吸収します。
そして、冬場の凍結融解を繰り返すことで体積膨張による内部からの破壊が起こり、モルタルが剥がれる原因となります。
特に、北側や日陰になる部分は乾燥が遅く、吸水凍結の影響を受けやすい傾向があります。
さらに、吸水したモルタルは凍結時に膨張し、融解時に収縮するため、この繰り返しがモルタルの構造を弱体化させ、剥がれを促進させるのです。
このような凍害を防ぐためには、防水性の高い塗料を塗布するなどの対策が有効です。

地震や台風などの自然災害

地震や台風などの自然災害は、モルタル外壁に大きな衝撃を与え、ひび割れや剥がれの原因となります。
特に、強風による飛来物や地震による揺れは外壁に大きな負担をかけ、モルタルの破壊につながる可能性があります。
災害後は、外壁に異常がないかしっかりと点検することが重要です。
また、地震や台風が多い地域では、耐震性や耐風性を高めるための対策を施しておくことが、建物の安全性を確保するために重要といえます。
さらに、災害発生時の被害を最小限に抑えるためにも、日頃から防災意識を高めておくことが大切です。

施工不良

モルタル外壁の施工不良も、剥がれの原因となります。
例えば、下地処理が不十分であったり、モルタルの配合が適切でなかったり、乾燥が不十分であったりすると、外壁の強度が低下し剥がれやすくなってしまいます。
施工不良による剥がれは、施工業者に責任を問うことができる可能性があります。
一方で、施工不良は目視では判断しにくい場合もあるため、専門家による診断が必要となるケースもあります。
また、新築時やリフォーム時に信頼できる業者を選ぶことが、施工不良によるトラブルを未然に防ぐ上で重要になります。

モルタル外壁の剥がれの直し方

軽微な剥がれは部分補修で対応

剥がれの面積が小さく、範囲が限定的な場合は部分補修で対応できます。
剥がれた部分を丁寧に除去し、下地処理をしっかりと行った上でモルタルを充填し、仕上げを行います。
部分補修は費用を抑えることができる一方で、専門的な知識や技術が必要となるため、業者に依頼することをおすすめします。
また、部分補修は早期発見・早期対応が重要であり、軽微な剥がれを放置すると、広範囲の剥がれに発展する可能性があるため注意が必要です。
さらに、DIYでの補修は、かえって状態を悪化させる可能性があるため、避けるべきです。

広範囲の剥がれは全面改修がおすすめ

剥がれの面積が広く、範囲が広い場合は、部分補修では対応が難しく、全面改修がおすすめです。
全面改修では、既存のモルタルを全て除去し、下地処理からやり直す必要があります。
全面改修は費用はかかりますが、外壁の耐久性や美観を長期間にわたって保つことができます。
また、全面改修の際には、断熱材の追加や耐震補強なども合わせて行うことで、建物の性能を向上させることも可能です。
さらに、全面改修は建物の資産価値向上にもつながるため、長期的な視点で考えるとメリットが大きいといえます。

モルタル剥がれの放置リスク

モルタルの剥がれを放置すると、雨漏りや建物の腐食につながる可能性があります。
また、外壁の美観が損なわれるだけでなく、建物の価値も低下する可能性があります。
早期発見、早期対処が重要なのです。
さらに、放置期間が長くなるほど、補修費用も高額になる傾向があります。
そのため、少しでも剥がれに気づいたら、早めに専門業者に相談することが大切です。

まとめ

モルタル外壁の剥がれは、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。
本記事で紹介した原因と補修方法を参考に、適切な対処を行い、建物の美観と耐久性を維持しましょう。

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