こんにちは。
泉佐野市を中心に外装リフォームをおこなっておりますアオイエペイントでございます。
本日は泉佐野市若宮町にて塗装工事に入っていますお家のコーキング補修工事をしました。
コーキングはしっかり撤去をしてから補修をしています。
詳細を見ていきましょう😀
経年により隙間の生じてきたコーキングを補修します

こちらのお家は窯業系サイディングと言います、現在国内の新築で最も使用されている建築材で建てられています。
窯業系サイディングは板同士の継ぎ目や外壁とサッシの取り合いにゴムのような素材のコーキングがあります。
コーキングの働きは以下の2点です
①湿気を入れない役割
②サイディング同士が当たって劣化しないようにする緩衝材の役割
新築時は隙間なく埋まっていたコーキングが経年と共に劣化します。
ゴムのような素材なので、プニプニしていたコーキングの表面が硬化します。
さらに劣化が進行するとひび割れを起こして隙間が生じてきます。
隙間が生じると、先述した①の役割を果たせなくなります。
木造、鉄骨関わらずお家を傷めてしまうのは外からの湿気の侵によるものです。
大切な我が家を長期にわたってしっかり守っていく為にも、このようなコーキングの劣化はなるべく早めに補修することが必要です。
既存の劣化したコーキングを撤去します

劣化したコーキングの上からいくら良い塗料を塗装しても良い工事はできません。
ですので既存の劣化したコーキングを先に撤去します。
両サイドにカッターで切れ込みを入れてペンチで引っ張って撤去します。
また、既存コーキングの両サイドには新たに補修するコーキングのラインを真っ直ぐにするために青色のマスキングテープを貼ります。
このマスキングテープ貼りですが、職人さんたちは一見スイスイ貼っていきます。
しかし素人がすると真っ直ぐ貼れなかったり、特に角のような直角に曲がる箇所等がぐだぐだになります。
まさに職人技です‼️
プライマーを塗布します

既存下地と補修するコーキングの密着をよくするためにプライマーを塗布します。
中のバックアップ材になるべく付着させない様に気をつけながら、両サイドのサイディングの箇所に塗布していきます。
新たなコーキングを充填(じゅうてん)します

専用のガンを使用してコーキングを充填します。

材料はノンブリードタイプの変性シリコンを使用します。
ノンブリードタイプを使用することで、補修後のコーキング箇所からの油分の流出を防いでくれるため、黒い汚れが付着したり年数が経過しても表面がペタペタしにくくなります。
ヘラで押さえていきます

中に空気が入らないように気をつけながら、ヘラで真っ直ぐに押さえていきます。
マスキングテープを剥がして完成です
before

after

劣化したコーキングが新築時のように綺麗に補修できました。
サッシ廻りのコーキングも補修します

お家には窓や扉等のサッシ廻りにもコーキングがあります。
雨漏れ防止の観点からもこのようなサッシ廻りもしっかり補修します。
縦目地と同様の流れで補修していきます
既存目地撤去

プライマー塗布

コーキング材充填

ヘラ押さえ

サッシ廻りも補修完成です
before

after

本日は継ぎ目とサッシ廻りコーキング補修のご紹介でした。
コーキングの劣化は目視でも十分確認できます。
大切なお家をしっかり守っていくためにも、築10年前後を目安に、遅くても築15年くらいまでにはぜひお手入をご検討してみてくださいね😀
本日は以上となります、ありがとうございましたm(_ _)m