こんにちは。
泉佐野市を中心に外装リフォームをおこなっておりますアオイエペイントでございます。
本日は、顧客様から外壁塗装工事を検討しているお友達がいるので見積をしてあげてほしいとのご依頼をいただきましたので、現地調査へいきました。
各箇所にお傷みが出ていました。
詳細を見ていきましょう😀
チョーキングがお家全体的に発生していました
こちらのお家はパワーボードという建材を使用して建てられていました。
パワーボードは軽石のような素材です。
ですので、火には強いですが、水や湿気に弱い建材として知られています。
軽石がむき出しではすぐにお家が劣化してしまうので新築時に表面を塗装しています。
最初は塗膜が湿気を弾いてお家を守ってくれていますが、経年により塗膜が劣化して防水性が乏しくなっていきます。
表面塗膜の防水性が切れてきたサインがチョーキングです。
外壁を指で触れると、外壁色の粉が手に付着すればそれがチョーキングです。
チョーキングが発生した外壁は湿気を弾くどころか吸収します。
湿気を吸収したパワーボードは、中に金網が入っているので放置しすぎると、金網が錆びて膨張し外壁が欠落してしまうことがあります。
欠落した外壁は塗装工事はできなくなり、外壁ごとの張り替えしか選択肢がなくなります。
そうなると塗装工事の費用の何倍も費用がかかるので、そうなる前に塗装工事をすることが長期的に見ると実はトータルコストを抑えることに繋がるのです。
表面塗膜が剥離している箇所もありました
表面塗膜が剥離する原因は
①外的要因（何かぶつけたりすること）に起因するもの
②外壁が湿気を吸収しすぎたことによるもの
以上が主な原因です。
この箇所がいずれの原因で剥離したかは不明ですが、いずれにしても素地がむき出しになっている状態は危険です。
早い目のお手入れが必要です。
縦と横の継ぎ目の劣化が見られました
パワーボード同士には縦横の継ぎ目があります。
中にシーリングがありますが、こちらも経年により劣化します。
シーリングが湿気からお家守ってくれています。
シーリングの劣化もお家の寿命を短くする原因です。
またシーリングはサッシの廻りにもあります。
縦横目地と同様に定期的なお手入れが必須です。
配管を固定している留め具が錆びています
留め具が錆びているからといって直接お家に何か被害があるわけでは無いですが、お家には違う箇所にも鉄部が使用されています。
同じように錆びているとお家の劣化の原因になってしまう箇所もあります。
鉄部もしっかり塗装をして綺麗に保つ必要があります。
現地調査を終えて
今回のお家の屋根には陶器の瓦が使用されており、塗装の必要が無かったので今回は外壁塗装工事のみをご提案することになりました。
パワーボードのお家の場合は継ぎ目の補修をどのようにするかが非常に大切です。
また塗装工事の費用を大きく左右するのが使用する塗料のランクです。
松竹梅を準備して、後日ご提案させていただきます。
本日は以上となります。
今回ご紹介したような劣化箇所があり塗装工事にご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。ありがとうございましたm(_ _)m
