外壁塗装ひび割れ原因と補修方法を徹底解説！

築年数が経つにつれて、愛着のあるマイホームの外壁に気になるひび割れ。
放置して大丈夫なのか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

□外壁のひび割れ、放置すると危険！

外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや建物の耐久性低下、シロアリ発生など、深刻な問題につながる可能性があります。
特に、ひび割れから雨水が侵入すると、構造材の腐食やシロアリの発生を招き、最悪の場合、建物の倒壊に繋がることもあります。
また、ひび割れは見た目の悪化だけでなく、家の価値を下げてしまう原因にもなります。
しかし、適切な対処方法を知っていれば、これらのリスクを回避できます。
ひび割れの種類や原因を理解することで、安心してマイホームのメンテナンスを行えるようになります。

□外壁塗装ひび割れの原因と種類を徹底解説！

外壁のひび割れは、塗膜の劣化、構造的な問題、地震などの外的要因など、様々な原因で発生します。
それぞれの原因と特徴を理解することで、適切な対策を検討することができます。

1:乾燥クラック

乾燥クラックは、主にモルタルの外壁にみられるひび割れで、塗膜の乾燥過程で発生します。
外壁塗装の際に、塗料を乾燥させる過程で水分が蒸発し、乾燥と収縮によって壁材にひび割れが発生します。
乾燥クラックの特徴は、クラック幅が非常に狭く、近くで見ないとわからないほど細かいことです。

2:縁切れクラック

縁切れクラックも、モルタルの外壁に多くみられるひび割れで、塗膜に原因があります。
外壁塗装が天候などの影響で中断され、時間をおいて作業を再開した際に、塗料の乾燥時間に差が出てしまうことで発生します。
縁切れクラックの特徴は、時間差で塗った塗装のつなぎ目が浮いていることです。

3:開口クラック

開口クラックは、窓枠周辺に発生するひび割れで、地震の揺れやゆがみによって発生します。
窓枠や扉の開口部分は、上下左右に力が入りやすい箇所なので、完全に取り除くことは難しいとされています。
開口クラックの特徴は、窓枠や扉の開口部分に発生しやすいことです。

4:ヘアークラック

ヘアークラックは、コンクリートやモルタルの外壁に発生するひび割れのことで、塗膜に発生するひび割れです。
ヘアークラックの原因は、紫外線などの影響でコンクリートやモルタルが乾燥し、収縮や膨張を繰り返すことで発生します。
ヘアークラックの特徴は、幅が0.3mm以下、深さが4mm以下の細いひび割れであることです。

5:構造クラック

構造クラックは、外壁本体に発生するひび割れで、建物の構造的な問題が原因で発生します。
構造クラックの原因としては、基礎の沈下や地震などの外的要因が考えられます。
構造クラックの特徴は、幅が広く、深さも深いことです。
構造クラックは、放置すると建物全体の強度が低下し、倒壊の危険性もあるため、早急に専門業者に相談する必要があります。

□まとめ

外壁のひび割れは、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。
ひび割れの原因や種類を理解し、適切な補修方法を選択することが大切です。
小さなひび割れでも、放置せずに専門業者に相談し、早めの対応を心がけましょう。